男性にとって、重大なイベントともいえるプロポーズ。プロポーズをしようと考えているのであれば、愛の証ともいえる結婚指輪について、きちんとプロポーズの前の段階から考えておくことが大切です。購入後に「こうすれば良かった」と後悔しないためにも、きちんとポイントをおさえておきましょう。
ここでは、結婚指輪の重要性や選び方のポイントについて紹介します。
結婚指輪の選び方のポイント
結婚指輪は長い期間身につけるものになるため、デザインはもちろん、機能性や着け心地にこだわりを持って慎重に選ぶことが肝心です。結婚指輪を選ぶ際のポイントは、大きく分けて3つ挙げられます。
まずは「飽きのこないシンプルなデザイン」を選ぶということ。
ずっと身につけるものであるからこそ、流行や年齢を問わずに着用できるデザインがおすすめです。
特に、仕事中にも指輪を身につける予定であれば、ビジネスシーンやスーツ姿から浮かない、シンプルなものを選ぶとよいでしょう。
また、指輪を選ぶ際に頭を悩ませがちなサイズの問題は、「少しだけ大きめを選ぶ」こともひとつの方法です。指のサイズはずっと一定というわけではなく、むくみや体重の変化により変動する場合があります。
このような変化に備えて、ジャストサイズよりもやや緩めのサイズを選んでおくと安心でしょう。
特に、女性の場合は妊娠や出産などのライフステージの変化により、指のサイズが変動しやすい傾向にあります。
ぴったりサイズだと、体重の増加時に指輪がきつくならないか不安だという場合は、ゆとりのあるサイズを選んでおくと安心でしょう。

ただ、指輪は大きすぎるサイズを選んでしまうと着け心地が悪くなったり、指からすり抜けて紛失してしまったりするリスクが高くなります。
結婚指輪は特別なものですから、慎重に試着を重ねたうえで、自分にぴったりのサイズを選ぶようにしましょう。
さらに、結婚指輪は「傷付きにくい素材のもの」を選ぶことも重要です。
結婚指輪を日常的に身につけていると、そのぶん指輪に傷が付くリスクが高くなります。
そのため、結婚指輪は傷が付きにくく、耐久性の高い素材を選ぶことがおすすめです。特におすすめなのは、ステンレスやプラチナといった素材です。
ステンレスは美しい銀色をしており、変色しにくいことが特徴です。また、加工がしやすいことも大きな魅力でしょう。
プラチナはアルカリや酸に強く、変質や変色を起こしにくいことが特徴です。
高温や摩擦などのあらゆる刺激に強いため、長期間身につけることになる結婚指輪に適した素材といえます。これらのポイントを意識することで、2人にぴったりの結婚指輪を探しやすくなるはずです。
結婚指輪にはどんな刻印を入れるべき?
結婚指輪をより特別な印象に導いてくれるのが、指輪の裏側に入れる刻印です。
2人にとって特別な指輪だからこそ、どのような刻印を入れるべきか悩んでしまうカップルは珍しくありません。
結婚指輪には、入籍日や結婚式の日付などを刻印するケースが一般的ですが、他にはお互いの名前やイニシャルなどを刻印するケースも多いです。
どのような刻印を入れるかじっくりと2人で相談して、すてきなオリジナルリングを完成させてみてはいかがでしょうか。
プロポーズの時に必要な婚約指輪の重要性が薄れている?

婚約指輪は、男性が女性にプロポーズをする際の演出として渡すケースが多く見られます。そのため、男性が女性の指輪のサイズや好みをリサーチしたうえで、独断で婚約指輪を用意し、サプライズで贈るというケースもあるでしょう。
しかし、最近では婚約指輪を必要とせずその分新婚旅行に充てたいという女性も増えているので彼女の考えをしれっと聞いておくことをオススメします。

指輪なしのプロポーズはあり?
指輪は無理にでも準備しなければならないものではないため、経済的な事情などからどうしても用意できない場合には、指輪なしでもプロポーズをすることは可能です。
ただ、女性のなかには、プロポーズの際に指輪のプレゼントやサプライズ演出を期待している人もいるでしょう。そのような場合には、指輪なしのプロポーズだと彼女の期待に応えることができず、ガッカリさせてしまう可能性が高くなります。
プロポーズは一生に一度ともいえる重要なものであり、2人にとってかけがえのない思い出としてずっと残り続けます。そのシーンをより感動的に盛り上げるためには、やはり愛の証ともいえる婚約指輪を用意しておくことがおすすめです。
まとめ
結婚指輪は挙式間近になってから探し始めれば問題ないと考える人もいるかもしれません。
しかし、2人の希望にぴったりとあう結婚指輪を探すことは、想像以上に時間がかかる場合があるため注意しましょう。
特別な思い出として形に残る結婚指輪だからこそ、後悔のないよう時間に余裕を持って、2人の理想にあうものを見つけることが大切です。
プロポーズ後はスムーズに結婚指輪を選べるように、きちんと指輪選びのポイントをおさえておきましょう。