豆知識

【結婚指輪のカラット】平均カラット数を特別公開

ダイアモンドの価格

婚約指輪がハレの日の指輪なのに対し、結婚指輪は日常生活のなかの指輪。目的の違いが、そのままデザインや使うダイヤモンドに表われています。

結婚指輪と婚約指輪のデザインの違い

婚約の証しとして男性から女性に贈る婚約指輪=エンゲージリング。対して、結婚の記念にカップルがお互いに贈りあうのが結婚指輪=マリッジリングです。

婚約指輪でも結婚指輪でも使われている宝石の主流は、ダイヤモンドです。その理由は、ダイヤモンドが地球上でもっとも硬度の高い石で、その硬さから永遠の石と呼ぶにふさわしいからです。

しかし、婚約指輪と結婚指輪では使われるダイヤのカラットも、使われ方も大きく異なります。

結婚指輪で使われるダイヤはメレダイヤ

結婚情報誌、ゼクシィの「結婚トレンド情報調査2017」によると婚約指輪にかけている平均的な金額は35万4000円で、ダイヤの大きさは02~03カラットです。一方、結婚指輪は、平均価格が2つで24万1000円。シンプルなデザインが主流で使われているダイヤモンドも小粒のメレダイヤが中心です。

メレダイヤってどんなダイヤモンド?

メレダイヤのメレとは、フランス語で小さいという意味のメレ、meleからきています。メレダイヤは、婚約指輪に使うような大きなダイヤモンドの引き立て役として周囲を彩る、エタニティリングように十数個並べて使うことが多いダイヤモンドです。

メレダイヤは0.2から0.1カラット以下のダイヤを指す

メレダイヤの基準は国によって異なりますが、日本の場合は0.2から0.1カラット以下のダイヤモンドで、最小は0.001カラットまでのものをメレダイヤと呼んでいます。

0.1カラットは約3.0mmなので、メレダイヤがいかに小さいかをおわかりいただけると思います。

しかし、小さいとはいえそこはダイヤモンド。しっかり輝きを放つようにカットされています。

ダイヤモンドのカットの主流であるブリリアントカットは、58面のファセットなるカット方法で、本来であればファセット面が多いほうが光を多く反射するのですが、小さなメレダイヤではフェセット面が多く過ぎて、ぼやけた印象を与えがちです。

それよりもおススメなのがシングルカットです。全部で17面にカットする方法でファセット面が少ないので小粒のメレダイヤには最適のカット方法で、光をきれいに反射するので、複数個、集まったときには相乗効果で複雑でいて華やかな輝きを放ってくれます。

鑑定書が付くのは0.2カラット以上のダイヤモンドから

一般的にダイヤモンドの鑑定書が着くことが多いのが、0.2カラット以上なので、メレダイヤの結婚指輪では、鑑定書がつかない場合もあります。ですが、ダイヤモンドの品質基準である4C、重さのカラット(carat)、色のカラー(color)、
透明度のクオリティー(clarity)、研磨のカット(cut)は、決まっていますので、気にいったデザインが見つかったらお店で聞いてみると、より安心できると思います。

メレダイヤは数が増えることで華やかに

結婚指輪を選ぶ基準は、はめやすいこと、傷がつきにくいこと、家事や仕事がしやすいことなどが大切。メレダイヤを使った結婚指輪でも選ぶ基準は変わりませんが、その特徴を理解して選ぶようにしましょう。

カラット数が小さいメレダイヤは、1粒でも十分に印象的ですが、数を増やすことで華やかさが増幅され、より魅力的になります。

結婚指輪としても人気のあるデザインは、メレダイヤだけを敷き詰めてハート型や花形を作るバヴェというデザインや、指輪を1周、もしくは半周する形で連続してメレダイヤをあしらっていくエタニティリングです。

輪のように連なるダイヤモンドは、永遠を意味するため、結婚指輪として人気があります。また、結婚10周年を記念して夫から妻に贈るリングとして人気の高いスイートテンダイヤモンドも、結婚指輪として人気です。

1粒1粒は小さくても、10個揃ったら、それだけで1カラットに相当します。

小さいダイヤモンドを使っているからこそ信頼できるお店で購入することが大切

結婚指輪を日常使いの指輪、傷つけることも壊すこともあるでしょう。

メレダイヤを使った結婚指輪だと修理が可能かどうか、心配になるかもしれません。

エタニティリングの場合は、サイズ直しに関しては高度な技術を必要とするので熟練の職人さんにお任せするしかないので、対応できないお店もありますが、エタニティリングであっても、バヴェタイプであっても石が外れたくらいの修理なら、たいていのお店で可能です。

一生外してはいけないとされる指輪なので、信頼できるお店を選ぶことが大切です。